さて、説明すると言っても、実は説明する事は多くはありません。gmaxを使っている人なら何の困難も感じないはずです。
- まずは Re-fit LOD's を実行して下さい。
- この時大きなボックスが表示されますが、この実体はただの BOX です。ただの BOX ですから、いつもと同じように編集する事が出来ます。
- ここで注意するのは、このボックスは見かけは一つですが、全く同じものが計三つ自動的に作成されているという事です。各々、LOD3, LOD4, LOD5 という名称で作成されています。
この BOX を編集する方法としては色んなパターンがありますが、ここでは Boolean演算を利用して不要部分を削除する方法で行きます。
- ツールバーの Select by Name から MOD4 と MOD5 を選択し、削除します。
- 残ったLOD3について、下図のように削除したい部分を Line Shape で指定していきます。
- Extrude を実行して、下図のように既存のボックスを完全に突き抜けるように高さを調節し、Convert to Editable Mesh を実行して編集可能にします。
- Boolean演算 により不要部分を削除します。削除結果が良ければ、この図形上で右クリックして Convert to Editable Mesh を実行して、編集可能にします。
- 同様にして、不要な部分を削除していきます。上手くいかせるコツとしては、建物と1m程距離を取る事と余りにも複雑な形にしない事です。
- 納得出来る形になったら、LOD3 を 二回 Clone します。その際、Name は LOD4 と LOD5 として下さい。
- この時点で BAT を見ると、下図のように LOD3 〜 LOD5 が選択された状態になっているはずです。
- Hi Res Geo を選択して、Export してみて下さい。Export終了後、iliveReaderで開き、S3D fileを見て下さい。どうでしょうか? 上手くいきましたか?