設定値の内容
ロット上に線路(或いは、その他の交通)を通すには 15個の値が必要となります。設定値が多いので、間違えないよう注意深く設定して下さい。この手間を省くためにSC4Hexに設定値を簡単に作る機能を付加しました。宜しければお使い下さい。
【注意】
一つのタイルに通せる交通の種類は一種類だけです。従って、例えば、鉄道とモノレールを同時に通すことは出来ません。
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ここでは、以下のサンプルを元にして説明します。行頭の数字は、何番目の値かを示しています。
1-3 4-6 7-10 11,12 13-15 |
0x00000007,0x00000000,0x00000000,
0x00080000,0x00000000,0x00080000,
0x00000000,0x00000000,0x00100000,0x00100000,
0x00000000,0x[number],
0x00000008,0x00000000,0x00020002 |
まず結論から言うと、私たちが変更することになるのは、下線になっている 4〜10、12、13、15番目の値です。
では、それぞれの値の意味の一覧です。
No. | サンプル | 意味 |
1 | 0x00000007 | 交通接続を意味します。固定。 |
2 | 0x00000000 | 不明。このままで良し。 |
3 | 0x00000000 | ロットの基本的な方角を示します。[00=南,01=西,02=北,03=東]。 00にすると、ロットの上部(道路の反対側)が南となります。ここは15番目の値とも関連するので、混乱を避けるためにも変更すべきではありません。 |
4 | 0x00080000 | 交通を通すタイルの中心位置のx座標。 |
5 | 0x00000000 | 交通を通すタイルの中心位置のz座標。固定。 |
6 | 0x00080000 | 交通を通すタイルの中心位置のy座標。 |
7,8 | 0x00000000, 0x00000000 | 交通を通すタイルの左上の頂点の座標(x,y)
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9,10 | 0x00100000, 0x00100000 | 交通を通すタイルの右下の頂点の座標(x,y)
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| 4〜10までの値を求めるには、例えば、左から3番目(x=3)、上から2番目(y=2)のタイルの値は以下のようになります。
□□□□
□□■□
==道路==
0x00(x-1)80000, 0x00000000, 0x00(y-1)80000,
0x00(x-1)00000, 0x00(y-1)00000,
0x00(x)00000, 0x00(y)00000
注意点として、16進数で設定しますので、9の次は10ではなくA となり、Fの次は10となります。
(例) 0x009,0x00A,0x00B...0x00F,0x010,0x011...
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11 | 0x00000000 | 不明。このままで良し。 |
12 | 0x[number] | 直前の LotConfigPropertyLotObjectDataからの連番です。仮に、直前の値が 0xABCDEF01 なら 0xABCDEF02 とします。 |
13 | 0x00000008 | どの交通機関を通すかの設定。
値 | 施設の種類 |
00 | 道路 |
01 | 鉄道 |
02 | 高架高速道路 |
03 | 街路 |
04 | 水道管 |
05 | 電線 |
06 | 大通り |
07 | 地下鉄 |
08 | 高架鉄道 |
09 | モノレール |
0A | 一方通行 |
0B | 不明 |
0C | 地上高速 |
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14 | 0x00000000 | 不明。このままで良し。 |
15 | 0x00020002 | 交通接続するタイルの方角と許否の設定。
00:接続不許可、02:接続許可。
8桁の値は、0x南西北東
従って、0x02000200の場合は、タイルの南側(道路の反対側)と北側(道路側)で接続許可する。0x02020202は四辺全て接続許可。 |
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